技工士紹介

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代表取締役社長

増田 長次郎

ご挨拶Greeting

2010年代に入って以降、歯科用CAD/CAMの進歩は目覚ましいものがある。歯科補綴装置関連では、アルミナ・ジルコニア・コンポジット系など各種マテリアルも開発されており、現在ではそれら適合も満足いく領域に達していると思います。また弊社・KPC事業部は世界をリードするカタナシステムを取り入れ、クラレノリタケデンタル(開発)、モリタ(販売)、弊社(製造)において共同事業を営んでおり、マテリアルはもとより業界最高水準との評価をいただいております。

また私は筒井塾咬合療法コース・包括歯科臨床コースの公認インストラクターを務めており、数多くの先生方と咬合に関する研鑽を積んでおります。咬合(かみ合わせ)は歯科医療の根幹を成します。口腔内の咬合状態が悪いと、歯並びが悪いだけでは済まない姿勢や頭痛・肩こりといった身体的異常に結びつくことが多々あります。この咬合には補綴学的咬合論と、咀嚼・嚥下・発語などの生理学的咬合論が存在します。双方の咬合論を十分に理解し咬合器などの歯科用機器を使いこなしていかなければ、患者様の立場に立った治療(補助)はできません。

弊社は開業以来、インプラントや審美歯科といった精密歯科技工から出発しております。
今後さらに普及・発展していくであろう歯科デジタル部門は、従来の咬合を含めた精密歯科技工と相関関係でなければなりません。今まで培ってきた技術・知識・情報を駆使しての歯科デジタル事業を推進し、高品質の歯科補綴装置の提供を通じて歯科医療に貢献し、患者様や歯科医師の先生方やスタッフの笑顔のために、またやりがい感じられる人生を獲得する努力を重ねていきたいと思います。 

略歴History

1962年2月兵庫県姫路市に生まれる
1982年3月大阪歯科学院専門学校卒業
1986年3月大阪セラミックトレーニングセンター卒業
1986年4月ナショナルセラミック デンタルラボラトリー入社(ロサンゼルス)
1988年11月第3回国際歯科技工コンテスト入選及び奨励賞を受賞
1989年9月STUDIO PROF.BEACCHETTI勤務(ミラノ)
1994年2月KALOS DENTAL ITALIA S.R.L.開業(ミラノ)
9月(有)カロス デンタル ジャパン開業(姫路)・現 (株)カロス
KIP(カロスインプラント補綴)トレーニングセンター開設
2007年6月KPC(カタナプロダクションセンター)開業
2011年8月歯科用咬合器「AFM」並びにフェイスボウ「キャリパス(共同)」を開発。
医療機器販売管理者及び賃貸管理者講習【高度管理医療機器等】免許取得
2016年10月書籍「今日から実践 包括的審美歯科技工」(医歯薬出版株式会社)発刊

所属Belongs

  • 日本歯科技工士会・生涯研修認定講師
  • 日本歯科審美学会認定士
  • 日本顎咬合学会指導技工士
  • 日本包括歯科臨床学会副会長
  • 日本口腔インプラント学会専門技工士
  • 日本デジタル学会評議員・専門技工士
  • クラレノリタケデンタル テクニカルインストラクター