代表取締役

増田 長次郎

Chojiro "Charlie" Masuda

所属

  • 日本歯科技工士会・生涯研修認定講師
  • 日本歯科審美学会認定士
  • 日本顎咬合学会指導技工士
  • 日本包括歯科臨床学会副会長
  • 日本口腔インプラント学会専門技工士
  • 日本デジタル歯科学会評議員・専門技工士
  • クラレノリタケデンタル テクニカルインストラクター

著書

  • 今日から実践 包括的審美歯科技工(医歯薬出版株式会社 2016年10月発刊)
略歴

1962年2月、兵庫県姫路市に生まれる。

1986年3月、大阪セラミックトレーニングセンター卒業後、ナショナルセラミック デンタルラボラトリー(ロサンゼルス)入社し、第3回国際歯科技工コンテスト入選及び奨励賞を受賞。在米中は、主にポーセレンワークを担当し、天然歯に近い審美歯科を目指し研鑽を積む。

1989年よりSTUDIO PROF.BRACCHETTI(ミラノ)勤務し、当時はまだポピュラーではなかった歯科インプラント技工に携わるチャンスを得る。現在のインプラント・セメントリテインの先駆け並びに開発に参画する。

1990年、ノリタケ(現、クラレノリタケデンタル)インターナショナルテクニカルインストラクターに就任、イタリアを中心にヨーロッパ各地で、ノリタケスーパーポーセレンAAAのセミナー及び販促活動を行う。また在伊中は、ヨーロッパ各地でインプラント・審美歯科等の講演や執筆活動を多数行う。

1994年3月、KALOS DENTAL ITALIA S.R.L.(ミラノ)開業。
同年8月(有)カロス デンタル ジャパン(姫路)開業、現(株)カロス。
同時に、KIP(カロスインプラント補綴)トレーニングセンター開設し、国内外にてインプラント技工やポーセレンワークセミナー等を開催する。

2007年6月、KPC(カタナプロダクションセンター)開業。

2011年8月、歯科用咬合器「AFM」並びにフェイスボウ「キャリパス(共同)」を開発。医療機器販売管理者及び賃貸管理者講習【高度管理医療機器等】免許取得し、前記歯科医療機器や各種(第1・2種)材料の販売を可能にしている。

2016年10月、著書『今日から実践 包括的審美歯科技工 (医歯薬出版株式会社)』発刊など、数多くの講演活動やセミナー等幅広く後進の指導にあたる。

ご挨拶

2010年代に入って以降、歯科用CAD/CAMの進歩は目覚ましいものがあります。

歯科補綴装置関連では、アルミナ・ジルコニア・コンポジット系など各種マテリアルも開発されており、現在ではそれら適合も満足いく領域に達していると思います。また弊社・KPC事業部は世界をリードするカタナシステムを取り入れ、クラレノリタケデンタル(開発)、モリタ(販売)、弊社(製造)において共同事業を営んでおり、マテリアルはもとより業界最高水準との評価をいただいております。

また私は筒井塾咬合療法コース・包括歯科臨床コースの公認インストラクターを務めており、数多くの先生方と咬合に関する研鑽を積んでおります。咬合(かみ合わせ)は歯科医療の根幹を成します。口腔内の咬合状態が悪いと、歯並びが悪いだけでは済まない姿勢や頭痛・肩こりといった身体的異常に結びつくことが多々あります。この咬合には補綴学的咬合論と、咀嚼・嚥下・発語などの生理学的咬合論が存在します。双方の咬合論を十分に理解し咬合器などの歯科用機器を使いこなしていかなければ、患者様の立場に立った治療(補助)はできません。

弊社は開業以来、インプラントや審美歯科といった精密歯科技工から出発しております。

今後さらに普及・発展していくであろう歯科デジタル部門は、従来の咬合を含めた精密歯科技工と相関関係でなければなりません。今まで培ってきた技術・知識・情報を駆使しての歯科デジタル事業を推進し、高品質の歯科補綴装置の提供を通じて歯科医療に貢献し、患者様や歯科医師の先生方やスタッフの笑顔のために、またやりがい感じられる人生を獲得する努力を重ねていきたいと思います。